点検方法


    

点検方法を比較して安心な管理を選びましょう。

平成30年の法改正により、6年に一度、「負荷運転」あるいは「内部観察」を行わなければなりません。
その間の5年間、「負荷運転」・「内部観察」あるいは「予防的な保全策」のいずれかを行わなければなりません。

非常用発電機の点検方法

発電機と自動車のエンジンは基本的な仕組みは同じです。
分かりやすくイメージしていただくために、自動車を例にイラストで説明します。

タツナリースがおすすめする点検方法

点検の方法は3種類あります。6年に一度は必ず「負荷運転または内部観察」が義務化されています。その間の5年間の毎年については3種類の中から最低一つの点検を行う必要があります。

安心・安全面と継続するための費用などに注目し、下記の表をご参照いただければと思います。
点検内容
予防的保全策 【各点検】
予熱栓
プラグキャップ
冷却水ヒーター
潤滑油プライミングポンプ

【その他各交換】
※交換履歴の明記必須
※停電対策無し

負荷運転
  • 発電機試運転
  • 停電時に必要な電力相当の負荷をかける「負荷運転」を行い、発電機の性能確認をします。

※停電対策有り(40秒以内に復旧)

内部観察 各部品を分解して、発電機のエンジン内部を内視鏡や目視で点検します。
かつ、部品交換や内部清掃など行います。
※停電対策無し
参考費用
予防的保全策
21万円~
負荷運転
18万円~
内部観察
180万円~
バックアップ電源の費用
予防的保全策
30万円程度
負荷運転
0円
(復旧可能なため不要)
内部観察
150万円程度
実際の性能確認
予防的保全策
負荷運転
内部観察
作業時間
予防的保全策
6時間程度
負荷運転
1時間30分程度
内部観察
56時間以上
メリット
予防的保全策
  • 各部品の劣化を確認できる
負荷運転
  • 非常時の実際の動作が確認できる
  • 総務省の指導要綱が明確
内部観察
  • エンジン内はきれいになる
デメリット
予防的保全策
  • 非常時の実際の動作が担保されない
負荷運転
  • 負荷運転を行える業者が少ない
内部観察
  • 非常にコストがかかる
弊社からのメッセージ
予防的保全策 点検と部品交換だけなので、動作するか心配
負荷運転 実際の状況で動作確認をするので安心
内部観察 コストがかかりすぎるのでおすすめしない
※JLAの資料を参考
※100KVAの場合

比較して、いかがでしょうか?

しばらく運転していない自動車を「整備したので問題ありません」と「実際に走ってみたので問題ありません」と言われた場合、実際に走った(稼働した)と確認できる「負荷運転」がより安心・安全だと考えております。

また、「負荷運転」は作業効率が良く、バックアップ電源が不要のため、不必要なコストを徹底的にカットしておりますので、ベストな選択だと思っております。

非常用発電機のメンテナンス

タツナリースは「負荷運転」のみならず、「予防的な保全策」でも行う無料調査を行なっております。

タツナリースはお客様のために、【最適な点検方法】と【非常用発電機が一日でも長く良い状態を保つ】サービスを提供し続けます。

負荷試験を毎年した方が良い理由

非常時の状況を想定した負荷で実際に運転するので、いざという時に動作する安心感があります。
毎年負荷運転を行いつつ、定期的に予防的保全策で部品交換などをすることでさらに安心です。
いつ部品を交換したのかデータを保管しているので交換の時期が把握できます。
もちろんコンプライアンスを守ることで、施設の利用者に安心していただけます。
ひいては、いざというとき初期消火や安全な避難で人命を守ります。